枯渇の海



真直ぐ 微笑えない
だけど 微笑っているのかもしれません

繋がっているのは 空気だけ
遠い 遠い場所から
風は黄砂を混じらせ
貴方のいる彩色を運んでくるのです

零れそうな弱音 拭って見上げれば 
終焉になんて縁のない
果て無く続く  広い青

貴方は今頃 何を見て 何を想い この時を過ごしているのでしょう

蒼い空は終焉を迎えないけれど 私の海はいつか涸びてしまう

乾涸びた海に水を下さい
満たしても余るほどの 沢山の水を


余った水に浮かんで 遠い遠い貴方の元へ逝く為に――――












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